私はケチである

ケチ子おばさんの雑談・独り言(^^)

美味しかったピクルス おかずに入っている果物は美味しい?

先日、お客さんより頂きました。

「お昼に皆さんで食べてね」と。はい、喜んでいただきました<(_ _)>。何より人が作ってくれた手作りの物は美味しいヽ(^。^)ノ。

 

頂いたのは手作りのピクルス👇。

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タッパーにつけ汁があふれそうなくらい沢山詰めてくれていました。ピクルスって、もしかしたら初めてかも?そんな事を思う私は、当然のことながら作り方も知らない。確か野菜の酢漬けだったかなぁと思い、昼食でお弁当を食べつつ頂いたピクルスを食べると

「こんなに美味しいのか👀」と大感激。勿論職場の女性陣は誰一人遠慮なく頂きます。本当に美味しくて、デパ地下に匹敵するというか、それ以上に美味しいと思うヽ(^。^)ノ。

具沢山なピクルスで、パプリカ(赤、オレンジ、黄色)、きゅうり、玉ねぎはもちろんで、驚いたのは柿とリンゴも入っていた事。

 

実は、おかずの中にフルーツが入っている料理は食べられないわけではないのですが、フルーツは無くても良いと思います。はい。そんな私はポテトサラダにリンゴが入っていたり、酢豚にパイナップルが入っていたりするのを、心の中では「わざわざ入れなくても、果物はそのまま食べたほうが美味しいのになぁ」と思っています。

ポテトサラダに入っているリンゴ。なんでリンゴをマヨネーズ味で食べるのか。口の中にジャガイモとマヨネーズが広がっている所にシャキッっと噛んだ瞬間のリンゴの甘さとポテトサラダのミスハーモニー(;^_^A。これを美味しいと思う人はいるのかと思うのですが、いるのですよね。同じように酢豚の甘酸っぱくご飯によく合う味付けに別の甘さのパイナップルは合うと思うと入れられているのでしょうけれど…。料理に使う果物は、きっと甘くない果物を使うと思う。しかし、日本人は果物は甘いのが好みであり、そのまま組み合わせてしまったのかなぁなんて思う事もあります。

 

頂いたピクルスにはリンゴと柿が入っており、私にとっては斬新的な食べ物👀。これは美味しいのか?と、しばしピクルスの前で固まる。彩も良く食欲をそそるが、リンゴと柿の存在が私の手を躊躇させる。柿の酢漬けかぁ、リンゴも酢に漬かっている。柿とリンゴのエキスが出た漬け汁に入っているきゅうりは美味しいのか…。

 

少し話が変わるのですが、私は胡瓜が大好物なのですが、メロンは余り好きではありません(食べない事は無いですが)。それは、メロンは「甘いきゅうり」の味がするのです。同じウリ科で食感が似ているので。甘みの少ないメロンになればなるほど、きゅうりとメロンの中間の様に感じてしまい、甘いきゅうりに思うのです。

 

そんなこんなですが、悩んでいても仕方がない。せめて柿とリンゴを避けて頂くことも頭の中をよぎりましたが、いくら何でも大人げないし、おばさんがそんなことをすればみっともないの一言です。はい。

自分の分を普通に取り分けて頂く。大好きなきゅうりが果物の甘さで私の苦手な甘いきゅうり(👈メロン)になっていたらと考え、まずはパプリカを頂いた。シャキシャキして美味しいヽ(^。^)ノ。果物の味はしないヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ。次は玉葱、そして大好きなきゅうりを頂く。美味しいヽ(^。^)ノ。甘いきゅうりになっていない。

その後はメインイベントが待っている。そう、最大の難関である柿とリンゴだ。リンゴはポテトサラダに入っていた時の残念感が脳裏に残っているので先に柿から頂くことにする。しかし、私にとって柿も結構微妙。柿は嫌いではない。硬めの柿よりも少し柔らかくなった柿が好き。熟してしまった柿もスプーンですくうようにして食べるのも嫌いではない。しかし、酢漬けは初めて。

 

柿には渋柿と甘柿がある。子供の頃おばぁちゃんの畑に柿の木が沢山あった。おばぁちゃんの畑の柿の木のほとんどは渋柿だった。沢山ある柿の木の中で甘がきの木を見つけるのは至難の業。子供にはどれも同じ柿に見える。美味しそうにオレンジ色に実っている柿を畑で一口、ぎゃ、渋柿だ!毎年の恒例行事だった。何で渋柿の木をたくさん植えているのかを聞いて納得した事を思い出す。渋柿は干し柿にして保存食になる。甘柿は直ぐに熟してしまうので保存が出来ないから、おばぁちゃんの畑にはすぐに食べる甘柿の木が少なく渋柿の木が沢山植えられていた理由を知った。大正生まれのおばぁちゃんが育ったころは今の様にスィーツは無い。スイーツどころか毎日食べるのがやっとの時代であった。甘い食べ物なんて今の様になかった時代に、保存がきく渋柿で作る干し柿は貴重なおやつであったのだろう。そう思えば、江戸の街も同様に甘柿の木よりも渋柿の木が植えられていたと聞いたことがある。そう、柿と言えば甘い物でありスィーツとして日本人は食べてきた食べ物である。

 

そんなことを思い出しながら、目の前の酢漬け(👈ピクルス)の柿を眺める。

頂いたものにはその人の心が込められている。忙しい合間を縫ってわざわざ作ってくれた。柿を頂く。ん、美味しいヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ。

続いてリンゴも頂く。リンゴも美味しいヽ(^。^)ノ。

柿もリンゴもフルーツの甘さがほとんどなく、ピクルスの味がしみ込んでいてフルーツ感が抜けていた。そうか、私は野菜と果物の中間のような味が苦手なのかもしれない。果物の甘さはすっかり漬け汁に染み出して、ピクルス全体がほんのりとした優しい甘さは果物の味だったのかと改めて感心した。その優しい甘さに作ってくれたお客さんの人柄と優しさがにじみ出ているように思った。

 

頂いたピクルスは職場の女性陣に大好評であったが結構な量を頂いていたので、翌日に出勤する女性陣の為に冷蔵庫に保管した。けれど、こそっと一食分だけ、写真を撮るために頂いて帰った(;^_^A。そして、帰宅後に写真を撮った後はビール🍺と共に美味しく頂きました<(_ _)>(笑)。