まだまだ、暑い日が続く今日この頃です。
最近、同年代の人と話をしていて、同じように思う人がいるなぁと思いました。それは、「人生を逆算で考えるようになった」という事。
今までは、子供の成長を中心に考え、だんだんお金が必要だなぁと思い、前向きに仕事をして生活するのがやっとの状態でした。逆算で考えるようなことは無かったのに。
自分が何歳まで生きるかは解りませんが、「あと何年、好きなことが出来るのか」「あと何年働くのか」等、まじめに思うようになりました。
幸い、子供たちは大きくなりましたが、大学卒業までもう少しお金がかかりそうだと思い、正社員で働いてきました。しかし、以前にも思ったのですが、仕事をするだけで精一杯の毎日が続いており、自分の為に使える時間がとりにくいのは変わりませんでした。
そこに、逆算の考えが入り、もうそろそろ「仕事したくないなぁ。」と思いました。しかし、今、仕事を辞めるほどのお金はこれっぽっちもありません(笑)。
定年まで、このまま働き続ける？
今の仕事に不満があるわけではありません。もちろん、全くないという訳ではないのですが、まぁ色々言い出したらキリが無いですし、やめたいと思う程ではありません。
しかし、仕事をしていると、平日は何かと忙しく、自分の時間が取れません。誰もがそうだと思うのですが、「しなければいけない事」をするだけで精一杯で、それすら出来ないこともあり、出来ない事がさらにストレスになるという悪循環が生じることがありました。
「これから先、何年やりたいことが出来る？」「何年仕事が出来る？」
歳は誰もが平等に増えていくしなぁ。そして、ある軽い認知症のある高齢者の方が言った一言「今までできたことが、だんだんできなくなる。」そうだよなぁ。納得させられる一言でした。
正社員として働くことは、子供がいる独り身の私にとって当然の事で、今まで必死に働いてきました。
このまま、仕事ばかりの生活を送り、気付いた時には「おばさん」がさらに成長して「おばぁさん」かぁ。そういう人生を送る人もいると思うし、実際は多いと思います。
ケチ子が望む生活スタイル
望む生活スタイルは、誰もが思う「仕事しないで、したいことをする生活ヽ(^。^)ノ」ですが、現実的な話ではありません"(-""-)"。
では、少し考え方を変えてみて、したい事だけ考えてみました。私のしたいことは、「登山」と「文章を書く」です。しかし、これらは趣味で行うのが現実であり、お金を生み出すことは考えられません。あくまで趣味の範囲です(*^-^*)。
1回/週、月に3-4回、山に行きたい。文章はブログで書いていますが、書きたいことが沢山あるので、もっともっと書きたいと思います。時間はあるに越したことは無いのです。頭をよぎったのはフルタイムで、休みが多いなんて仕事無いよなぁ。
希望は、ある程度の収入があり、週4日働く、土日祝休み、健康保険あり。
そんな都合の良い仕事なんてないよなぁ
早期リタイアの記事を読んだ
そんな事を考えながら、ぼーっと、ネットの求人の記事を見ていました。休みが多い職場はありそうですが、他人の芝生は綺麗に見えるし。幸い私は「専門職」です。このご時世でも仕事が無いことはあまりないです。しかし、年齢がね、「おばさん」だし。そんな、「沢山休めるフルタイム勤務の仕事」なんてある訳ないです( 一一)。
ある日、「早期リタイヤ」に関する記事を読みました。その時は「お金が無い私には関係ないなぁ」と感じましたが、その内容に少し惹かれるものがありました
40代も、50代も早期リタイヤしている人がいることに驚き、本音で「羨ましいなぁ」と思いました。
自分時間が取れない今の生活のまま「定年」まで過ごすと考えると、精神的にきつく感じます。まぁ、贅沢な話だとも思いますが。
早期リタイアは出来ませんが、「セミ(ぷち)リタイア」なら出来ないだろうか？
いっそのこと、「パート」に転職しようか。時給換算で一日いくらになるかを計算しましたが、現実的ではないです。いくらお金を使わないと言っても、最低限の生活費は必要だし、ぎりぎりの生活をすれば、心が疲弊することが目に見えているし。そもそも、パートだとフルタイム状態に働いても給料は今より絶対に少なくなるので、働く時間を短くしたい私にとっては本末転倒であることに気付きました。
セミ(ぷち)リタイヤするとどうなる？
そう考えていると、勤めている会社で私の職種のみですが契約社員の雇用があることを知りました。まさに「灯台下暗し」「目から鱗」です。
あらかじめ予定を伝えて、勤務日のみ出勤。3日/週勤務すると健康保険にも加入してもらえます。少ないですが有給も貰えます。4日/週勤務したとして、給料は少し少なくなる程度でガクッと減る訳ではありません。その日の仕事をきちんとこなせば、時間に縛りはありません。終わったら即帰っても大丈夫ですし、その日で完結する仕事なので、頭に仕事が残ることもありません。
欠点は、ボーナス・退職金がない事。仕事の波で若干給料に変動が出る事(忙しいときには多くなり、暇なときは少なくなる)。
どうしよう、この働き方、私にとってすごくあっているのではないか。
「セミ(ぷち)リタイヤ」する？
悩む ケチ子おばさん
悩みます。そりゃ、人間誰でもお金はあるほうが良いです。
しかし、楽しみを持ち生活するという事、贅沢なことかもしれませんが、それもありではないかと思う。
子供が社会人になるまでのあと数年は、頑張って働かないといけないのですが、契約社員でもなんとか生活できそうです。その先は、私一人なので少しのお金があれば生活は出来ます。問題はその先にもあるのですが。
ダンシングツリー 雲取山(東京都)
それはとっても気になる60歳以降と年金の話。ですが、またいずれ。独り者は何とか生活できるのではないかと、ある意味楽観的に考えていますが(*^-^*)。
