私はケチである

ケチ子おばさんの雑談・独り言(^^)

人生あと何年? 楽しまないと(*^-^*)

先日、職場の30代の人と話をしていた。

私も年金がどうなるのか解らない年齢ですが、30代の人が30年後に60歳代になり年金に関してはもっとどうなるのかはわからないかなぁと。

 

「30年先かぁ、私はもう死んでいるかも(笑)」と気付いてしまった。

アラフィフのおばさんの30年後はアラ80(エイティー)、とっくに死んでいても不思議ないなぁ。

 

アラフィフまで来ると人生は逆算するようになる

去年あたりから人生を逆算するようになってきていました。

あと何年、仕事しなければならないか、働かないといけないか、

あと何年、元気で自分のしたい事が出来るか。その先は自分の生活が自分で出来るか、美味しいご飯を食べられるか等。

長生きがしたいと思った事は全くないのですが、生きているならば自分のしたい事が出来て、自分が楽しいや嬉しいと思う毎日を過ごしたいと常々思っています。

しかし、これから先は老いることが決まっています。それは私だけでなく皆同じ事です。老いを受け入れなければならないのは事実です。

そんな事に気付いてしまったので、「そうかぁ、私もう30年も生きなくて良いのね」と思い、30年前から今までがあっという間であった事を思い出し、自分の人生の残りの時間を改めて考えてみました。

 

おばさんの残りの人生

そう思ってみても、自分の寿命は自分で決められないしと、一度は思いました。何歳まで生きるか解らないのに具体的な計算なんて出来ないなぁと。

しかし、自分が楽しくしたいことが出来る時間とそれ以降と考えると少し違った考え方も出来るのではないかと思い直しました。

 

一般的には60歳まで働く。私の年齢層では年金は65歳からしかもらえないので、60~65歳までの生活をどうするかを考えなくてはなりません。

65歳まで生き延びることが出来たら年金受給が始まりますが、そんなに余裕のある生活が送れるほどの金額ではありません。そう考えると先は明るい訳ではないので考えるのが嫌になることもあります。

 

お金を考えないで自分が楽しく過ごせる生活を考える

先程も書いたように、この先は老いが必ずやってきます。自分が健康であり体力もあれば70代後半でも登山している人もいますが、私のソロ登山のスタイルではリスクが大きくなります。そう考えると、登山を楽しむと言っても60代までかなと、一旦線を引いてみることにしました。勿論、その時になって私がまだ登山できる体力があればその時に考えれば良い事だと。修正はいつだって出来るし。

70代に入ればどんな生活になるかはまだ解りませんが、趣味の街道歩き等、街中で出来ることは体力に合わせて続けることも可能かと思う。しかし、アクティブに楽しめるのは60代までとしたら、後20年前後しかない事に気付いた。これ、短いと思った。

 

そう考えると、楽しんで生活できる期間はあと20年程で、この年齢になれば一年間が過ぎるのはとても速い。きっと20年なんてあっという間に過ぎてしまうだろう。

良いじゃないか。他人に迷惑をかけないで自分の行動に責任をもって出来るのならば。それが出来るのも体が動き自分で自分の事が出来る間だけ。私に残されたのは約20年。あっという間である。

 

やっぱり気になるお金に戻る

月15万円生活をしている私は、なんとなく自分が楽しんで生活できる金額を知ることが出来ました。そう考えるとその金額をベースとして考える事が出来るなぁと。

 

計算しやすくするためにあと20年は楽しく暮らす。その後はそれなりに寿命が来るまでに他人に迷惑をかけないで生活出来ればよい。

年金は65歳からもらうとして、65歳までの15年間と、65歳以降の5年間と考える。70歳以降は年金だけで細々と暮らすかな(笑)。

 

65歳までの15年間

この間は働かないと収入が無いので貯金すらない私は働くしかありません。しかし、私だけであれば月15万円で生活できています。そう考えると、

15万円×12か月×15年間=2700万円となります。

65歳から70歳までの5年間

私の場合、年金が多分13万円位でしょうか。仮に13万円と仮定をすると

(15万円-13万円)×12か月×5年間=120万円

私の70歳までの必要金額

2700万円+120万円=2820万円

あれ、2820万円あれば、私は65歳で年金をもらい70歳まで仕事をしないで生活できるんだ。あら。

ま、少し余裕をもって3000万円かな。でもそんなお金はありません。残念な人生です'、はい_| ̄|○

でも、こんなもんなのなのか。色々な意味で少し驚くと共に納得というか、そうなんだ~という感じです。

 

セミリタイアで働きながら60歳まで50代を働いて過ごす

私はすでにセミリタイアした身ではあるのですが、契約社員として週に4日働いています。このまま、60歳まで10年間のんびりと働きながらだとどうなるのか。

月に必要な金額は15万円は固定として、余ったお金を貯金するイメージをしてみる

 

60歳~70歳までの必要生活費は

①15万円×12か月×5年間=900

②(15万円-年金13万円)×12か月×5年間=120

①+②=1020万円

この計算では、私が60歳までに1020万円貯金が出来ると60歳以降は何とか働かなくても出威喝できる計算になります。

 

50歳~60歳までの10年間でどのくらい貯金ができるのか?

月に10万円貯金できる場合👈月の収入が手取り25万円必要

10万円×12か月×10年間=1200万円

60歳~70歳まで必要な生活費は1020万円でしたので180万円の預貯金も出来るので安心した金額です。60歳で完全リタイアは可能になります。

月に15万円貯金できる場合👈月の収入が手取り30万円必要

15万円×12か月×10年間=1800万円

この場合は780万円貯金が出来ます。そうなると、この年齢ではお金は必要額で良いので、もう少し早く仕事を辞めることを計算する。

780万円÷15万円=52ヶ月=4年4か月となり、56歳で完全リタイア出来る計算になります。

 

計算してわかった事

先日年金定期便が来た時、あまりの金額の少なさに結構ショックでした。実は(;^_^A。しかし、先日の何気ない会話で、「私は30年後には死んでるかも」と思った事、そりゃ80になったら人間死んでいても不思議はありません。その事が、今回の事を考えるきっかけになりました。

元々、お金を使わない生活をが私の生活スタイルであることが良かったのですが、改めて何とかなるなぁと思った次第です。もう、どこかの誰かが老後の生活資金2000万円と言っていたのは驚きましたが、その金額も生活スタイルと年金金額によればありえない話でもないかもしれません。でもそんなに無くても生活できるのかもしれません。

 

いずれにしろ、心が疲弊することが良くない事だと思うので、数字は大事ですが、とらわれすぎないようにすることも大事です。一方で、自分が出来る範囲や、これは譲れない等、考えながら生活することも大事だと思いました。要は自分が楽しく生活することが大事と思っています。

 

自分だけで良いのかと思われるかもしれませんが、自分を大事にして、自分が自分の力で楽しく生活する。そうすると周りに振り回されることなく、冷静に考えることが出来るのではないかと。子供たちだって私が楽しそうにしているほうが気持ちが楽なのではないかと思っています。

 

誰だって、楽しそうにしていない人に近づきたくないと思いますので(*^-^*)。

 

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北アルプス 常念岳とテント場。

 

こんな素晴らしい自然の中に行くことが出来た事に感動し、感謝し、これからも体力がある間は色々な美しい景色を観たいと思っています。