先日、大学生の子供が言った言葉
何で怒るのかな。怒っても仕方がないのにな。
人間には、怒る人と怒らない人がいます。
ちなみに私は怒る人(;^_^Aなのですが、子供は怒ることが無い様で、怒っても解決しないと言います。そうだなぁと。
怒ることで問題は解決しない
怒ることで問題が解決するかしないかという事よりも、そもそも怒ることで人間関係が悪くなることを解っている人は怒りません。せっかくの人間関係にひびが入ったり、壊れてしまうのなら、怒ることはしないで他の対応を考えます。
そして、怒ることはたくさんのエネルギーを使うので、結構疲れます。そう考えると、怒ることで相手との関係が悪くなるわ、自分も疲れるし良い事がない事に気付けます。良い事がないのが解れば怒らない方が良いと解ります。
怒ると疲れる
怒ることで問題は解決しない
問題が解決していなければ同じようなことを繰り返す
怒ることで問題が解決すると思ってしまった人もいる
しかし、おばさんまで生きてくるとそれなりにいろいろな人に会うことがあり、その中には問題が起こると怒ることで物事を解決してきた人もいるのも事実です。しかし、怒ることでは問題が解決している訳では無いので、そのような人は同じような問題を繰り返すことになります。
キレる人なんかは特にそういう傾向があるような印象です。
何か問題が起こり、自分が嫌な思いをさせられたと相手に怒る。怒られた方は怒り返すこともあるかもしれませんが、その多くはとりあえず引き下がります。面倒だから。
そういう体験をしたことがあれば、怒れば自分の嫌な思いがなくなると学ぶので、何かがあれば怒れば解決できると覚えてしまったのでしょう。
親から理不尽に怒られたり、否定され続けたりする体験なども、問題の解決策の探し方を学ぶ機会がなかったりするので、同じように怒ることが解決策と学ぶように感じます。
怒らないで問題解決する体験をして学ぶことが大事
怒られるから、怖いから
しかし、色々な人間関係の中で相手が怒るか怒らないかを判断基準にしている人もいます。そういう人に対しては良い方法とは言えませんが怒ることも有効な時があります。問題解決方法が解らなくて繰り返してしまうのであれば、とりあえず怒れば何とかあるときがあります。良い事ではありませんが、被害を最小限に留める等の全体の流れの中では有効かもしれません。その場しのぎですが。
相手が怒る理由、相手が怖いと思う理由は何なのか
理解して、問題があるならば問題解決できる方法を探すことが出来れば、むやみに人を怖がることも必要ないし、理不尽に怒られることもなくなります。
でも、怒られるからとか、相手が怖いからという人は面倒なので近寄りたくないです(;^_^A。
相手が怒るか怒らないかを判断基準にしていると、本来の物事に対する判断基準が解らなくなってしまうので結構危険です。同じことをしてしまっても怒る人と怒らない人がいるからです。
怒らない人は怒ることで物事が解決しないことを知っている人なのですが、怒っていないだけで相手が不快な思いをしていることに変わりはありません。
怒っていないから大丈夫を勘違いをして、怒っていない人にさらに追い打ちをかけてしまいます。火に油を注いでしまう。
怒らない人=優しい人ではありません。物事を解っている人なのです。そして、相手が優しい人だから何をしても良いという事も勿論ありません。
怒る人も怒らない人も不愉快な思いをしているのは同じ
怒らないで物事は解決できる方が良い
そもそも起きている問題解決をすれば怒ることもないです。
怒ることは気力体力等のエネルギーが必要なので疲れます。怒らないで解決できるの良いです。
そして、相手との人間関係が多かれ少なかれ悪くなります。何か物事が起きた時に怒鳴ったりする人には近づきたくありません。そこまでしてまで怒る必要があることなのかを考えてみると、怒らない方が良いと気づくこともできるかもしれません。
しかし、世の中いろいろな人がいるものだなぁと最近思う事が良くあります。
怒ることで問題を解決する人は、相手に対して悪い事をしたと思っていないことがあります。怒る人にとっては普通の問題解決方法なのでだかななのでしょうか。
そういう人は問題を怒って解決して、自分は問題を解決した人になるので、怒った相手に不快感を抱かせてしまったと思う事がありません、翌日には割と普通に会話をしていることがあります。
相手が良ければそれでも良いのかもしれませんが、何だかなぁと思います。
怒っても問題解決していないので、同じようなことを繰り返し続ける面倒な人
面倒な人にかかわると疲れます_| ̄|○。