私はケチである

ケチ子おばさんの雑談・独り言(^^)

笹子峠と上日川ダム(大菩薩湖)、やまと天目川温泉

 

 

 

私はよく日帰り温泉や銭湯に行くのですが、お気に入りの日帰り温泉は機械の故障で休館されており、よく行く銭湯は従業員の方の体調不良でお休みと、なんだかなぁとなってしまいました。

 

それなら、いっそのこと少し遠出をして日帰り温泉に行こうかなと思い、どこに行こうかと考え、山梨県に行ってきましたヽ(^。^)ノ。

 

趣味の五街道歩きを楽しんでおり、甲州街道も歩いています👇。

kechico.hatenablog.com

先に進むと笹子トンネルがあるので、その下見(👈今まで下見なんかしたことないのに(;^_^A)と、二年前(2020年)に日本百名山大菩薩嶺に上った際に山から見た上日川ダムに行こうかなと。温泉は通る道沿いにあるやまと天目川温泉にと計画して出発しました。いつも無計画が多い私にしてはかなり計画的でした(;^_^A。

 

 

ドライブコース

都区内の自宅を出発し、国道20号に出ようと考えますが、ちょっとコースを変えて、青梅街道から桧原村山梨県上野原市に抜けて国道20号を走って笹子峠を越える。その後は国道20号を少し戻り、県道218号(大菩薩初鹿野線)で上日川ダム、大菩薩嶺登山口を経由して国道411号(大菩薩ライン)で奥多摩に抜けて戻るという、長いドライブをしました(;^_^A。

 

笹子峠

甲州街道の最大の難所と言われた笹子峠。現在の笹子峠は、国道20号中央自動車道JR中央本線ともトンネルで抜けています。

もちろん、江戸時代の甲州街道はトンネルではなく峠越えであり、旧甲州街道があるだろうなとGooglemapを見てみると、各トンネルの西側に旧街道が県道として残っています。

甲州街道笹子峠にある笹子隧道(県道212号線にあるトンネル)。

この笹子隧道は1936年(昭和11年)に作られた、笹子峠直下にあるトンネルであり、もちろん江戸時代にはトンネルはないので、笹子峠を越える登山道が残っているようです。

👆笹子峠越えの登山道入り口。

👇笹子隧道内の様子。

甲州街道で、現在県道となっているこのあたりは民家もなく、行きかう車はほとんどありません。ヘアピンカーブの連続しており、道路には小枝や落ち葉も多いので注意して走ります。

 

やまと天目川温泉

甲州街道笹子峠を降りて国道20号甲州街道に合流し、少し東京方面に戻り県道218号に入り再度山に向かって走り、この先にあるやまと天目川温泉に行きました。

山の中にある公共的な施設のような建物であり、昭和のような感じがあります。この日は平日だったこともあるのか、館内は結構空いており、ゆっくり日帰り温泉を楽しむことができました。

温泉の特徴は、高アルカリ温泉でpH10.3です。高アルカリ性の温泉は美肌の湯ともいわれており、お肌すべすべになります。硫黄成分はないので匂いは無く、色も無色透明です。

アルカリ性の温泉で今まで入ったことがある温泉で思い浮かべるのは、多摩川源流小菅の湯(山梨県小菅村) pH9.98、庚申の湯(栃木県日光市足尾町)pH10.0ですので、いかに高アルカリ性の温泉であるかがわかります。

温泉成分表と館内の農産物売り場。山梨なので桃が大変お買い得価格で売られていたので、帰りに買おうかと思っていましたが、温泉に入っている間に売り切れ_| ̄|○

館内に広い座敷があり、お茶も無料(セルフ)で頂けます。

浴室もなんだか懐かしくなるような昭和を思い出す作りですが、広々としておりゆったりと入浴できるのはとても良かったです。

入浴料 大人1人(市外):830円、3時間以内520円

 

上日川ダム

上日川ダムは山梨県甲州市にあるダムで、水力発電のために東京電力が作ったダムです。現地に行くと目に留まるのはダムの構造で、石を積み上げて作ったロックフィルダムという型式です。

水力発電のダムということなら発電所はどこにあるのかと思いますが、水力発電所は山の中に作られているそうで、ダムから取水した水は山を掘りぬいたトンネルを通り発電所を抜け山の向こうにある葛野側ダム(松姫湖)に流れるようになっているそうです。

そして、日本のダムで3番目に標高の高い場所にあるダムで、1468mの高さの場所にあるダムです。あれ、水力発電のダムといえば富山県と長野県の境にある黒部ダムは?と思い調べてみると、黒部ダムの標高は1470mともありますが測定地点の定義などがあるのかもしれません。ちなみに標高第一位のダムは南相木ダム(長野県北佐久郡)、第二位は野反ダム(群馬県吾妻郡)とあります(Wikipediaより)。

お天気が良い日、ダムの上を歩いて行った先から富士山が見えるそうです。

 

上日川ダムはダムの名前であり、ダムによって作られた人造湖の名前は大菩薩湖といいます。ダムの上より、水がとても美しい大菩薩湖、その向こうに日本百名山でもある大菩薩嶺をながめることができます。反対に大菩薩嶺にある大菩薩峠から大菩薩湖がよく見えます。

大菩薩湖から眺める、日本百名山大菩薩嶺

毎日、猛暑が続いていますが、夏の緑が濃い山や森に癒される1日を過ごしました

 

使ったお金💰

  • やまと天目川温泉入浴料 520円
  • コンビニおにぎり 145円
  • ガソリン代 約2250円
  • 合計 2915円 でした<(_ _)>