ネットニュースを見ていて気になるニュースがありました。
その記事は👇
記事には、選挙前には原発を最大限の活用と表現されていましたが、今回は現在稼働している5基に加えて全体で9基稼働させ、消費電力の1割を担うという内容。
最大限とは
ある範囲内で最も大きい事とあります。
何だかボヤっとした印象を受けるのはある範囲内の定義が無いからなのでしょう。
電力不足問題
少し前の最高気温40℃にもなろうかと言う暑かった日、電力の供給割合を説明されている番組を見ました。
火力発電で75%
日本の電力の75%は火力発電なのだと改めて思ったと共に、原油高の現在ではコストが高くなるのも当然とも言えます。
そのコスト高が原因で原子力発電所を稼働させるという説明なら納得はしなくても、説明の意図は解ります。しかし、原子力発電にかかるコストは解らないので何とも言えないです。
そして、原子力発電所稼働に加えて火力発電所も10基増やすを記事には書いてあります。原油高でコストがかかるから原子力発電所を稼働させるという説明がつかなくなる状態です。
電力不足を解消するために発電所を稼働させる。
火力発電所10基で確保できる電力は500万~800万キロワット。
電力予備率3%確保するには200万キロワット必要。
火力発電所10基稼働させで得られる電力量500万キロワットでは、東北から九州の予備率5%にもなるとあります。
火力発電所10基稼働させるだけで、電力確保できているのでは?
原発を現在稼働している5基に4基加えて9基稼働させて、消費電力の1割を担うとありますが、
消費電力の1割が原発9基を計算すると、原発1基あたりの消費電力に対する割合は0.11111割となり、追加稼働する4基で得られる消費電力の割合は0.44444割になります。4.5%程度。割合の話が多く理解しにくく判断できないので、もう少し説明が欲しいと思います。
電気料金値上がり問題
原油高騰を理由に電気代が高くなりましたが、
今回の内容では電力を安くするための取り組みも含まれていて、電気料金の1-2割の抑制を目指すともあります。
火力発電所の主なエネルギーは天然ガス、石炭、石油とあります。火力発電所を10基追加で稼働させるとして、エネルギーは必要であり、何で電気料金を安くできるのかも疑問です(;^_^A。仕組みが解らない。
それが出来るなら、初めから値上げしないで出来る方法を考えたらよかったのに。
電気料金は今よりも安くなるかもしれないけれど、以前に値上がりされているからと考えると、結果は値上がりしているのではないか。
100円が150円に値上がりし、高くなったので20円安くしますねー。と言われても、実質は30円の値上がり…。
一旦高くなって困っているので、安くなることで心理的に下がったと思うのでしょうね。
生活インフラの一部であることから適正料金を保ち、安定して電気が供給される日本でいて欲しいと思います。