私はケチである

ケチ子おばさんの雑談・独り言(^^)

1月19日(水) 5日目 大学受験生の子供

 

 

昨年、無事に高校を卒業し、立派な浪人生になった子供がいる。子供は子供のペースで勉強しているので普段はほとんど関わらない。しかし、時々は時間に余裕がある時には話をしている。

成績の話は今までほとんどしたことが無い。勉強の話が多く、日本史や小論文等、予備校で勉強したことや予備校の先生に採点してもらったことなどをよく話しているような気がする。私自身は高校卒業後大学進学せず看護学校に進学したこともあり、大学受験も大学生の生活も良く解らない。子供の話を聞いていると自分も勉強になると感じている。情けない話かもしれないが、解らない物は仕方がない。知ったかぶりをするほうが良くないし、知ったかぶりは嘘をついているのと同じ。そして、知ったかぶりをして見抜けないような子供ではないと思っている。嘘は簡単に人間関係を崩してしまう。

 

 

私が濃厚接触者と連絡があったのが1月15日の夜だった。まさに大学入試共通テストの一日目だった。その日は私も半日出勤して結構疲れたので、早々に寝た。試験を受けた子供の事は気になっていたが、恐らく予備校で試験結果と今後の事など話をしているだろうなぁと思ったので、いつ帰ってくるかもわからないし、子供も疲れているだろう。受ける予定の試験が受けられていたら、結果について何だかんだ私が思うことは無い。私が心配したり、なんだかんだ思う事で、受けた試験の成績が良くなるのであれば、命一杯するけれど、そんなことはある訳が無い。

翌日1月16日、落ち着いてから家族ラインに今回のいきさつを連絡した。ラインは日常では使わないけれど、家族ラインはこういう時にとても便利だと思う。同居家族になる子供には私と距離を置くように伝える。もともと、日常でも時間が合わないので、それ自体はすんなり出来るのだが、気になることがあった。

 

子供も、落ち着いたら試験の話をしたいだろう。

 

今回の事で、一番、心が辛いと思った。日常で何もしてあげることもないし、勉強の話し相手になることも出来ない。私が子供に唯一出来ることは話を聞くことだけだ。それが出来ないのが辛かった。

会社や保健所に早々に連絡をして、早急にPCR検査を受けたかった。陰性であれば、子供の話を聞くことが出来る。保健所には、濃厚接触者であることを話し、早急にPCR検査を受けたい旨を伝えると、忙しい中であったが対応してくれた。陽性であれば、息子に感染させないように私がホテル療養を希望しよう。陰性と解れば早々に子供の話を聞こう。そう、思っていた。

 

PCR陰性の連絡があった4日目は疲れて寝てしまったが、翌朝の本日(5日目)もゆっくり寝ていたいと思ったけれど、何時もの時間に起きた。

子供は起きてきてうろうろしている。子供の足元を愛犬がうろうろする。愛犬の秋さんナイス。グッドジョブだ。子供は愛犬をかまいながら世間話を始める。その後もいろいろ話す。私も子供の様子を見て安心する。少しタイミングが遅くなった事、私が濃厚接触者になったことで心配をかけてしまった事を申し訳ないと思う。午前中、子供と色々話をした。愛犬も、子供にかまってもらえて嬉しそうだけれど、時々、度がすぎるので逃げていた。愛犬も愛犬なりの大変さがある様子だ。

 

最善の事が出来たかと思うと、その時の状況で出来る最善の事であったらと思う。出来ない事をしようとしても無理だから。

 

 

そんな子供、前日、私が検査結果の連絡待ちで、落ち着かなくて皮を剝いたニンニクがお皿に乗せられたままであり、同日、blogには書かなかったけれど、スパイスカレーの仕込みをしていたので、カレーの匂いがしていた事。(カレーは美味しくできず試行錯誤中)

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状況証拠はそろっていた。

 

カレーの匂いがするキッチン、ニンニクの匂いがしていてもそんなに不思議はない。そこで視界に入ったニンニクの粒は、らっきょうによく似ている。

子供はらっきょうだと思い込んで一粒かじってしまったらしい。

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私に罪は無い。子供よ、残念であった。状況証拠がそろっていても、致し方ない事もある。