私はケチである

ケチ子おばさんの雑談・独り言(^^)

濡れてしまえ

天気予報通りだ。
昨夜より降り出した雨は次第に激しくなり、深夜に雨音が大きくなっていた。窓の外でピカッと光ると、数秒後に雷鳴が響いた。何度か光の後に雷鳴が響き、光と音の間隔がだんだん狭くなり少し緊張する。
今日から12月。夏の終りの様な雷鳴だった。

スマフォのアラームで目が覚める。外は暗いしまだ眠い。
ゴソゴソと起き出して朝の支度を始める。愛犬も起きてきて、散歩に行くと私の足元でお行儀良くおすわりをしてじっと見つめる。
外はまだ大雨。雷は深夜に過ぎ去っているが、かなりの大雨だ。お散歩どうしようか。行かないと愛犬は納得しないだろうなぁ。寒い季節の雨に覚悟し、愛犬にリードを付けて外に出る。おや、暖かい。

外は12月とは思えない程の暖かさだ。寒いどころかまるで小春日和のような気温。まるで冬を通り越した様な暖かさだが、外はまだ暗い。日が短い事で季節を思い出す。

出勤時間が迫ってくる。雨の勢いは収まるどころか、まだまだと言わんばかりに降り続いている。
朝の出勤時の雨は苦手だ。得意な人は殆どいないと思うけれど私も同じ。朝から足元が、靴に靴下にズボンの裾も濡れてしまう。変えの靴下とタオルを持っていくが、帰宅まで靴は乾くことはほぼ無い。その濡れた靴を履くのはなぁ。気持ち悪いし冷たいだろうし、何とかならないものかとしばし考える。

え~い、外は思いのほか温かい。濡れてしまえ~。
シューズクローゼットから夏に愛用したサンダルを取り出した。

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最寄り駅まで歩く間に足元ほビチャビチャになったが、雨は冷たくは無かった。しかし、この足元では周りの目が気になるので、駅に着いたら早々に足元をタオルで拭いてサンダルと同じ黒色の靴下を履いてなるべく目立たないようにして地下鉄に乗った。

乾いた靴下を履き、サンダルの足元だったが濡れた靴を履き続けるより快適だった。

しかし、こんな事を思い付いて実行するのは、やっぱり、私はおばさんだなぁとしみじみ思った(^_^;)。