私はケチである

ケチ子おばさんの雑談・独り言(^^)

田舎暮らし、東京暮らし?

私は東京都区内に住んでいます。

しかし、山が好きなので、週末になると良く山に出かけます。そういう事を知っている友人に先日言われたことがあります。

 

山が好きなら山の近くに住みたくならないの?

 

その友人は山登りやハイキングが好きなわけではないのですが、軽井沢などの避暑地にゆくゆくは移住したいと思っている様です。

他にも、仕事を引退したら東京から田舎に戻るという人もいます。

 

山を眺めながら暮らしたことが無い

生まれ育った場所が山の近くの人は「山を観て育った」と良く言われます。山はその土地のシンボルのような存在に感じられるようです。都内で住んでいれば東京タワーやスカイツリーがその対象になるかもしれませんが、人工物と自然の山では比べ物にならないほどの存在感があると思います。

 

私は、関西のど田舎の出身で、出身県には日本百名山に選定される山は無く、県内の最高峰でも1000m少しであり、山には全く縁が無く育ちました。なので、大好きな山を観ながら生活するという事を想像することが出来ないのです。

山を観ながら生活する事に憧れるという感覚はあまりないです。

 

そうすると、私が田舎で生活するとなると、東京での生活と大きく違うのは住宅費という事になります。

東京に住むにはお金がかかる?

住居費

はい、東京で住むとなると住居費は高いです。東京都区内でも差はありますが、地方に比べると高いという結論で誰もが納得すると思います(;^ω^)。

それだけ高い住居費を支払ってまで東京に住む必要があるのか?

と言われると、個人の価値観なので何とも言えません。実際、東京生活に憧れて地方から来られた若い人や、都内で生まれ育った人が独立したく賃貸を借りようとしても家賃の高さがかなり大きいようです。

例え、東京で憧れの一人暮らしをしたいと思い、何とか払える家賃の物件を見つけられたとしても、それ相応のお値段なので、自分の給料から家賃を払った残額と格闘しなくてはならない事を覚悟している様子です。

 

コロナ渦で、テレワークを導入する会社が多くなった事や、コロナ渦で職業が不安定になり収入が少なくなった人等、住居費が高い都内生活より少し郊外へ引っ越しをされる方が増えていると言います。郊外の空気のきれいさや自然が近くに感じられる生活は都内生活とは変えられないものがあると思います。

住居費以外

では、家賃以外ではどうか?となりますが、それは個人に影響するので一概になんとも言えませんが、特に東京と言っても地方と比べて物価が大きく変わるように思っていないです。地方にもスーパーやショッピングモールもあるし、コンビニだってあります。欲しいものはポチ!っとすると届けてくれますし、ネットは東京でも地方でも変わる事はありません。

ただ、若い人のように、(今はコロナ渦で出来ませんが)休日に新宿や渋谷等々、街に出かけて楽しみたいと思っているのであれば、東京在住はとても便利です。新宿や渋谷、原宿等は地下鉄で行けますし、料金も数百円ですし。

でも、おばさんは、余程の用が無い限りには人混みにわざわざ出かけたいと思わないです(;^_^A。

 

もう一点、おそらくこれはあるだろうなぁと思う事があります。

住民税やごみ処理料金、ガス代、水道代等の日常生活を送る中で必要なお金です。

住民税は、市区町村によって変わりその市区町村の財政により変動しなかったっけ?そんなに大きな金額ではないかと思いますが、少子高齢化が進んでいる過疎地であれば、少なからず都区内よりは高くなるのではないかと思う。実際に計算したことは無いので、私が思っているだけです。水道料金も市区町村の管轄なので変動があると思いますが、これは、かえって安くなるか、安くならなくても美味しい水が飲めるのではないかと、勝手に思っています。

ごみ処理料金は、私の住んでいる区は粗大ごみは有料ですが、日常のゴミ出しに関しては無料です。市区町村によっては、指定のごみ袋を購入して出さなければならない事があります。ガス代は、都市ガスとプロパンガスでは結構違いがでるかなぁと。

しかしながら、東京の住宅費と郊外の住宅費にはそれらの付随する費用を足してを比較して、そこに何年住むかと計算して差額を出したとしても、東京で住む住居費のほうが高くなると思う。もし、東京の住居費と変わらないようであれば、この話はする必要が無く、住みたいところに住めばよいだけの話になる。

 

ケチである私が田舎に引っ越すとどうなるか?

仕事の問題はさておき、ケチである私が田舎に引っ越すとどうなるかを考えてみると、何だか生活自体はあまり変わらないように思います。

日常の買い物は地方の田舎でも、この世の中なら普通に事足りますし、何か欲しいものがあればポチ!すれば届けてくれますし、服などもそんなに買う事も無くなっているので、ユニクロで十分だし、秘境でなければユニクロしまむらぐらいはあると。

ネットさえあれば、趣味のブログを書くことが出来るので、そんなに日常生活自体は変わらない。

それどころか、何か買い物をする時や物を選ぶときにとても悩む性格なので、都内で住んでいると選択肢が多く困ることがあります。そういう事では少し楽になると思います。

 

田舎暮らし、都会暮らし?

このように考えると、生活費の大部分を占める住居費が安くなる田舎暮らしは、一般的にありだと思います。

若い人とおばさんでは生きている事の価値観が大きく違うので、あくまで一般論ですが、若い人で都内に住んでいて、思うように収入が得られないと感じている人がいるならば、いっそのこと田舎に引っ越す選択肢はあると思います。しかし、私も若いころを思い返すと、多分、若い人が田舎に引っ越すことはとても大きなハードルです。

 

おばさんだとどうだろうか?

この先の年金暮らしになった時の事を考えると、住居費が少なくなる田舎暮らしはありだと思う。そんなに多くの年金がもらえる訳ではないので、住居費が安い事はとても大事です。実際、今後田舎に引っ越す人も増えてくるのではないかと思う。

 

私、ケチ子の選択は…

ここまで、田舎肯定の内容を書いていますが、私は、都内在住を続けるつもりです(;^_^A。

しかも、地方都市でもなく東京都内が住みやすいのです。

私にとっての東京は、何処に行っても大嫌いな人混みなのですが、人混みは紛れ込むことが出来ます。例えば最近始めたジョギングでも、おばさんがはぁはぁ(*´Д`)言いながら走る姿は痛い光景なのですが、都内の公園は人が多いので紛れ込んで目立たないのです。

私が育った田舎の生活は車移動が基本であり、歩いていると徘徊老人に間違われるのは無いかとひやひやします(;^ω^)。まして、おばさんのとても痛い姿のジョギングをすれば、かなり目立つし、大丈夫ですか?等、かえって心配して親切心で声をかけられそうです。恥ずかしいです。田舎あるあるです。

 

人の多さに紛れて目立たない東京が住みやすいです。

 

 

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